桂花茶

Reiz2007-10-17


こんばんはReizです。
今日は桂花茶についてちょっと書いてみようかな...と。
花茶は、見たまんまキンモクセイの花をそのままお茶にしたものです。

よく見かけるのは「桂花烏龍茶」とか、「桂花緑茶」といったもの。
花茶だけ単品というのは、桂林でも見つけるのはなかなか難しかったです。
#目の付け所がよくなかたのかも...

というのも、桂花だけでは味が出ないんですね。
香りはあるけれども、「香りのついた白湯」的な感じになってしまいます。
#まったくないというわけではないので、それはそれで楽しめるんですが...

なんで、烏龍とか緑茶とか味があるお茶に少量まぜて飲むカタチになります。
と、ここまで書いて「じゃ、『桂花紅茶』もあるのかも」と思いググってみたら、やはりあるみたいですね。
つまり何かベースになるお茶があって、それの香り付けに使われているカンジでしょうか。

なんといっても、ほんのり甘酸っぱい香りがバツグンにいいのです。
お湯を注いだ瞬間に、ふわっと立ち上る香りが、ホントになんともいえない幸せな気分になります。

だからなのかなぁ、合わせる烏龍茶とか緑茶とかはあまり高価なものではなく、そこそこのものがいいみたいです。
ブレンドはまだまだ研究中。

先日立派な生栗を頂いたので甘露煮を作ったんですが、そこに桂花茶をひとつまみ。
もう大正解で、ほんのりと甘い甘露煮にほのかな桂花の香りがマッチして、とても贅沢な甘露煮になりました。

桂林で買った時は100グラム600円くらいだったかな。

残りも少なくなってきたので、次は通販かな?と思っていますが、アタリを見つけるのが難しそうです...

ちなみに、桂林では日本にもあるペットボトルの「ジャスミン茶」のごとく、ペットボトルの「桂花茶」が売ってて、それがとってもおいしかったです。
広州に行ってからは「ジャスミン茶」しか見かけなかったので、桂林しか流通してないんでしょうかね。
メーカーが2種類あって、あまり見かけない方の桂花茶がお気に入りだったんですけどね。

さらにちなみになんですが、中国のペットボトルのお茶は、「甘い」です。
なんで、「おい茶」も甘いです。
#「おい茶」があった気がするんだけど、違ったかな?

ガイドさんの話によると、当初日本のように無糖で売り出したそうですが、まったく売れなかったそうで、甘みをつけたのだとか。
甘くないお茶は、フツーにいつでも飲める&熱くないお茶はお茶じゃない らしいです。
「無糖」と明記していない限り、めっちゃ甘いです。
「微糖」もあります。これが私には「ほのかに甘い」と感じて我慢できるレベルでした。
花茶は「微糖」で、それがまたよいカンジでおいしかったです。

このペットの桂花茶が通販できるものなら、ホントすぐにでも欲しいんですけどね...

2007.10.17 Reiz