エジプト記 vol.03

Reiz2007-07-19

日の出を見るため、この日は5:00起き。もう、そんなんじゃ驚きもしなくなってます。
日の出自体は6:15くらいかな。なが〜い、一日の始まりでした。
ホテル戻って朝食をとり、ルクソールへ向かうために空港へ。
どんどん南下していってるので、ルクソールは本当に、本当に暑かったです。
普段は暑い時間(14時〜17時位)はホテルで休んでたんですが、この日ばかりは暑い盛りに観光してました。
カルナック神殿に行って(ナイル殺人事件を見てたので、ちょっと感動!)、ルクソール神殿を見て、結構歩いたんじゃないんですかね。各々柱や壁のレリーフが見事でした。
今日の一枚はルクソール神殿の参道の両側にあったスフィンクスです。
この参道は3キロ程先のカルナック神殿まで続いていたそうで、両側に2mおきくらいにスフィンクスがずーっとずーっと並んでました。
この写真は保存状態のよいものを撮ったのですが、『スフィンクス』の全貌を知ることができます。スフィンクスってこんな感じのものだって知ってました?
私はギザのスフィンクスを写真とかで見て、顔がどうなっているのか知りたかったので、ようやくすっきりしました。
基本的に、色んな像はカルトゥーシュという各々のファラオの印(実印みたいなもの)がない限り、どのファラオの時代のものかわからないらしいです。
顔とかは理想的な顔(現代でも二枚目といえる整った顔です)にしてしまうので、みんな同じになっちゃうんですね(ツタンカーメンのお父さんだけは別で、リアルに実際の顔に似せた像になってます)。
なんで後世のファラオは、気に入った像があると当時のカルトゥーシュを削って自分のカルトゥーシュを刻んで、あたかも自分のものだったようにしてしまうらしく、そういった像がいくつも見つかってるんだそうです。
ルクソール神殿にあったツタンカーメンと奥さんの仲睦まじい像も、ラムセスII世のカルトゥーシュが刻まれてました...

ルクソール神殿はほんと街中に普通にあり、夜はきれいにライトアップされてます。ルクソールの人の生活の一部になってました。

今日のおまけは、早起きして見に行った朝焼けのアブシンベル神殿です。
う〜ん、わかりにくいですが気分で見てください。

2007.07.19 Reiz